偶然のご縁で、初めてお会いした方。

何故か流れで、ご自身の子供さんの話を始められた。
「この子が私達に、ひと言いってくれたら・・・」
「この子がちょっとでも歩み寄ってくれたら・・・」
言う事を聞かない子供に、腹を立ててみえる様子だった。

もう二度とお会いする事も無いかもしれない・・・
そう思ったので、ワンチャンスに賭けて、ひとつ質問をしてみた。

「親の言う事を優等生的に聞いて、自分の本当の思いや心の中を、
何処にも向ける場のない子と、今は言う事は聞かないけど、
自分の心の中を、素直にあなたに表現してくれる子供と、
あなたはお子さんに、どちらになって欲しいと思いますか?」

彼女は、後者を選択してくれた。
救いの手はあると感じた。

「この世に生を受け、今まで生きている事が、
最上の喜びで、それだけで良いのでは無いのでしょうか。」

はっと気付かれたその表情に、少し安心をしてメッセージを伝えた。

「当然しつけも必要でしょう。ただ、その前にまず、お子さんの気持ちを
受け入れてみたり、信じてあげてみては、いかがでしょうか」

「そして、お子さんに向けた先ほどの言葉は、あなた自身に向けてみて下さい。」

『私がこの子に、ひと言いってあげてたら・・・』
『私がちょっとでも歩み寄ってあげたら・・・』

心から湧き出ていた、子供へのメッセージを自分自身に向けて
はっと気付いた彼女は、大粒の涙を、ぽろぽろと落とした。

子供も苦しんでたかも知れないけど、

愛情の持ち方がわからなかったほどストレスを抱えていたあなたが、
苦しんでいたんだよね。

今日もありがとうございました。

竹内 嘉浩心理カウンセラー
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