青年

私が20代だった頃、凄いと心から感じる方がいた。
その方は、当時自分の会社を作る夢を持っていた。

その準備として、彼は会社に勤めながら、
夜は勉強に勤しみ、休日はアルバイトをしていた。

志は高く、ほとばしるエネルギーが、
その背中から、目で見える程だった。

私はその姿に、
到底彼には叶わないと思っていた。

 

それから、数年後、
彼は会社を立ち上げた。

何もかも順調な様子だった。
会社の評判は広がり、二店舗三店舗と、
20年以上に渡り、業務を拡大していった。

今から二年前の事だった。
久しぶりに彼と話した事があった。

若かりし頃の高い志の彼は、そこには存在せず、
今のポジションに対して、ひどく疲れている姿があった。

その後、一店舗二店舗と徐々に姿を消し、
ついには本部さえも無くなってしまった。

 

彼の当時立てた志は、当時の社員が受け継ぎ、
新しい会社としてスタートしている。

それは、彼が世に与えた立派な功績であると思うが、
当の本人は、今何をどう感じているのだろうか。

私には何もわからないが、
ただただ、幸せを感じて今を過ごされていることを
心より祈りたい。

 

勝手な解釈をさせて頂くとしたら、
持っているポジションに、喜びを感じなくなった時が、
それを手放す時だったのかもしれない。

しかし、
もし、全ては必然でBESTな出来事として捉えたならば、

望んでいないポジションから開放された、
良い機会と取ることができる。

 

今度、何かの機会に再会をした時のために、
スッキリした彼の笑顔をイメージしている。

 

今日もありがとうございました。

竹内 嘉浩心理カウンセラー
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